文系エンジニア悪戦苦闘記

広告代理店の営業を辞め、未経験でフロントエンジニアになった僕の日常です。

プログラミングに触れたこともない法学部卒文系畑出身の僕がエンジニアとして転職するまで

 

この時期になると毎年のように新卒の早期退職者が取り沙汰され、

ワイドショーが彼らを血祭りに上げます。

 

 

まぁ、当然と言えば当然ですよね。

 

多大な労力と金を費やしてやっと採用した人材に利益を上げてもらう間もなく早々と辞められてしまっては、

企業にとっては恩を仇で返されたようなものですから。

 

かく言う僕も彼らには批判的な目を向けています。

 

せっかく苦労して入った会社をちょっと辛かったり怒られたりしただけで辞めるなんてどんだけ根性なしなんだよ。てかなんの経験も積まないで辞めてその先どうするつもりなんだろう根性なしの上に想像力もないのかな。てかああいうとこに座ってるコメンテーターと言う名のおっさんおばさんは普段なにやってる人なんだろう。なんか態度だけは偉そうだからきっと偉い人なんだろうな

 

と、テレビを見ながら同じような考えを巡らすのも、これまた毎年のことです。

ですが、今年は少し見方が変わっていました。

 

なにせ僕自身が、

その話題の矛先に立っているからです。

 

 

昨年、アブラゼミが仕事をしに土から出てきた頃、

僕は新卒で入った広告代理店を辞めました。

 

新卒で入社して半年も経たない内の早期退職でした。

 

 

確かに辛かったし怒られたりしたけれど、決してそれが理由ではありません。

別に仕事が嫌だった訳でもありません。

 

なんなら学生の時からコピーライター講座とか通っちゃうくらいにはコテコテの広告志望だったし、

入社した広告代理店も日本で5本の指には入る大手ということもあり、

充実感に溢れていたくらいなのです。

 

 

じゃあなんで辞めたんだよ訳わかんねぇ、って感じですが

その経緯諸々は長くなりそうなので別のエントリに書くことにします。

 

 

兎角僕はタイトルにもある通り、

この春からとあるデジタルプロダクションのフロントエンドエンジニアとして働かせて頂くことになりました。

 

本記事はその記念エントリ(?)です。

 

 

タイトルにもある通り、

一点の曇りもない全くの未経験です。

 

ウェブ、デジタルバージンです。

 

これまでプログラミングやコーディングなんかには

触れたことすらなかったし、

昨年まではhtmlとcssの違いすらよく分かってない始末でした。

 

 

そんなど素人がデジタルクリエイティブの最前線に飛び込む訳ですから、

女子高上がりの一女が舞い上がって訳もわからずサークルの先輩に抱かれる感覚なのです。

 

うん、ちょっと違うかな。

 

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そんな"ウェイウェイ大学生"な僕の、

いわば初体験までのふわっとした経緯は以下の通り。

 

...

 

退職理由の一つに自分の手でつくれる人になりたい!ということもあったので

会社をやめてからすぐにデジタルハリウッドに入学しました。

 

平日夜と週末に1回ずつ、計週に2回講義のある、

他業種でバリバリ働いている社会人用の1年コースです。

 

CGのコースが比較的有名だけれど、

僕が入ったのはデザインや映像、プログラミングについて広く学べるコースでした。

 

ちなみに"社会人用"とは言いながらも、

僕はバリバリのニートでした。

 

 

ニートの強みとは何かと問われれば、

その答えは膨大な時間を持て余していること以外にないでしょう。

 

僕は学校に通いながら、独習で様々な言語に手を出しました。

 

とは言え根っからの文系坊やが初心者から独学でプログラミングを習得することは易くなく、

早々と挫折しかけました。

 

 

あーやっぱ普通に働いてりゃ良かったわー...

 

 

とか思い始めていたそんな最中、

perfumeのライブ演出でも有名なライゾマティクスが使っているという

openFrameworksというC++のライブラリをいじってみました。

 

言わずもがな、当時それがC++という言語であることすら知らずにではありますが。

 

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これが衝撃的でした。

プログラミング初心者の僕でも簡単に、

それっぽいメディアアートが作れるのです。

 

3Dのオブジェクトを作ったり、それを周囲の音に反応させたり、

人の動きと連動させたりといった関数があらかじめ用意されていて、

それを呼び出して組み合わせていく。

 

比較的直感的にプログラムが組める大変便利なツールです。今更僕が言うまでもないですが。

 

その魅力に取り憑かれた僕は、年が明けてからしばらくの間、

openFrameworksを使った小さな作品をたくさん作りました。

 

 

思い返せばその甲斐あって

いつの間にかプログラミングの基礎や考え方が身についていたように思います。

 

 

そんなこんなで3月になろうとしていました。

 

ある程度の手応えを感じていた僕は、次第にそれを実際の現場で試したくなっていました。

 

 

善は急げと昔の偉い人が言っていたので 

元々デジハリの卒業月である今年の9月からやろうと思っていた再就職活動を始め、

今の会社になんとか採用していただく運びとなりました。

 

デジタルを生かしてあらゆるコンテンツやWebサイト、広告など制作するクリエイティブプロダクションで

僕が卒業後の第一志望としても考えていた会社です。

 

 

僕は一生分の運をここで使い果たしてしまったように思います。

 

...

 

現在入社して数週間。

 

全くの未経験でエンジニアの世界に飛び込んで先ず始めに思ったことは、

僕の数ヶ月を費やして培ったプログラミングスキルなど

現場では蟻程の力も貸さないということでした。

 

http://livedoor.blogimg.jp/bequeen/imgs/8/4/8431e63f.jpg

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当たり前のこと過ぎて気がつきませんでした。

いや、薄々気づいてはいたのだがノリと勢いでなんとかしようとしていました。

 

 

そんな身の程知らずにも会社の先輩方はとても優しく指導してくれるし、

僕の作ったしょーもない作品を発表する場まで与えてくれて、涙がチョチョ切れます。

 

あいつを採って正解だったと思わせなければなりませんが、

果たして期待に答えられるでしょうか。

 

 

デジタルバージンがデジタルビッチになるまでの道のりは、長く険しいみたいです。